2016年02月28日

魔女の瞳・もう一つの五色沼~♪

majyo48.jpg
 『五色沼』と言えば、何をイメージされますか?
裏磐梯高原・五色沼自然歩道の、大小様々なエメラルドグリーンの沼を思い出しますよね!?、、、
実は福島県にはもう一つ、同じ磐梯朝日国立公園にある浄土平の一切経山に、『魔女の瞳』と呼ばれる五色沼があったのです~!(^_-♪

           (2002.10.12撮影)


majyo1.jpg
魔女の瞳 1

真っ青な空とコバルトブルーの水をたたえる浄土平の五色沼!!
鮮やかに澄んだ沼水は、『魔女の瞳』と呼ばれ、引き込まれてしまいそうな神秘さでした~♪


majyo3.jpg
魔女の瞳 2

ここ『一切経山・いっさいきょうざん』の山頂からは磐梯山、安達太良山、蔵王連峰、朝日連峰など東北南部の山々が望めます~♪


majyo4.jpg
吾妻小富士 1

福島駅から西に向って磐梯吾妻スカイラインを車で50分ほど走ると、標高約1600mの天と地の接点、『浄土平・じょうどだいら』が見えてきます。
浄土平の東、目の前に美しく鎮座する吾妻小富士は浄土平のシンボルです~♪
こちらはスカイラインの高湯ゲート側。


majyo5.jpg
吾妻小富士 2

こちらはスカイラインの土湯ゲート側です。
会津から浄土平までは約2時間掛かります。
日本で何々富士と名のつく山はおよそ35座あるそうですが、福島方面から眺める姿は秀麗な小型の富士山を思わせます~♪


majyo6.jpg
吾妻小富士 3

浄土平から滑りやすい登山道を登ると、30分ほどでぐるりと釜めぐりができ、福島盆地の眺望を楽しむ事ができます~♪


majyo7.jpg
吾妻小富士 4
爆発の年代は明らかではありませんが、約六千年前に吾妻小富士は形成されたと見られています。
比較的新しい火山のため、森林の発達は不十分ですが、南面の裾野からキタゴヨウが侵入してきています~♪
手前は、浄土平湿原です。


majyo8.jpg
一切経山 1

いよいよ今回の目的地、「魔女の瞳」や「吾妻の瞳」と呼ばれるコバルトブルーの五色沼までは、約1時間半の登山です~♪


majyo7.jpg
一切経山 2

浄土平から一切経山へ登る道は、火山礫がざらざらしたきつい登り坂になっています。
険しい稜線の登山者を、オリジナル画像で確認できましたでしょうか?、、、


majyo6.jpg
一切経山 3

磐梯朝日国立公園は、山形、福島、新潟の3県にまたがっており、「出羽三山・朝日地域」「飯豊地域」「磐梯・吾妻地域」「猪苗代地域」からなっています。


majyo11.jpg
一切経山 4

吾妻山は古くより福島や会津の人々から、神仏の宿る山としてあがめられてきました。


majyo12.jpg
一切経山 5
明治26年の大爆発は噴煙が直上2000m、噴出容積はおよそ50万立方メートルにも達したそうです。


majyo0.jpg
一切経山 6

浄土平には約1mもの火山灰を堆積させたといわれ、爆裂口は今もその凄まじさを物語っています。


majyo13.jpg
一切経山 7

登りは、爆裂口の傍らを通る尾根筋のルートです。
なだらかに見えますが、結構キツイ!!


majyo14.jpg
一切経山 8

あえぎあえぎ不安定な砂礫地を登りつめ、ふと足を休め周りの景色を眺めて見ると、眼前には鎌沼が見えてきました!、、、
思わず「きれい~!」と立ち尽くします~♪


majyo15.jpg
一切経山 9

最大の難所である第二のガレ場を登りつめると、
やがてなだらかな尾根に達し、磐梯山と鎌沼が見えてきました~♪


majyo16.jpg
一切経山 10

山頂近くでは、「構造土植物群落」と呼ばれる植生が目につきます。これは火山礫とともに等高線状に配列した植物群落で、北海道の大雪山一帯、中部山岳、南アルプスなどでも知られているものだそうです。


majyo17.jpg
一切経山 11

1949mの一等三角点のある一切経山の山頂が見えてきました!、、、
この山は弘法大師が一切経を納めたところから、その名があるそうです。


majyo18.jpg
一切経山 12

山頂からの展望は素晴らしく、360度のパノラマが広がります。磐梯山もこんなに大きく望めます~♪


majyo19.jpg
魔女の瞳 3

山頂からの眺めの主役、『魔女の瞳』です~!(^_-♪
沼全体がコバルトブルーで、それが太陽光の具合で刻々と微妙に変化することから、『五色沼』の名があるようです。


majyo20.jpg
魔女の瞳 4

古来土地の人々はこの沼を雷沼と呼び、福島盆地に住む人々の雨乞いの地でありました。干ばつの年、この沼のほとりで雨を祈り石を沼に投げ入れれば「冷気たちまち到り急雨来る」といわれていたそうです。


majyo21.jpg
一切経山 13

吾妻小富士、蓬莱山、東吾妻山の稜線が美しい~♪
いよいよ下山です、、、


majyo22.jpg
一切経山 14

山頂近くの構造土植物群落は、動く大地の歯止め役を演じています~♪


majyo23.jpg
一切経山 15

下山ルートは、酢ケ平の鎌沼自然探勝路を通り鎌沼に行き、探勝路を戻り、蓬莱山の中腹を通り浄土平へと下る事にしました~♪
このルートも結構険しいです。
真中に下山者が数名小さく見えます。拡大画像でどうぞ!


majyo24.jpg
一切経山 16

振り返ると、今下りて来た一切経山の頂上付近の登山者が、米粒のように小さく見えます。
下りは滑りはするものの、早い~♪


majyo25.jpg
一切経山 17

酢ケ平の非難小屋が見えてきたあたりから、漸く周りの景色を撮る余裕も出てきました~♪


majyo26.jpg
鎌沼 1

鎌沼と手前は酢ケ平湿原です。
黄葉が陽射しを受けて輝いて見えました~♪


majyo27.jpg
一切経山 18

葉の落ちてしまったナナカマドの真っ赤な実も、輝いて大きく見えます~♪


majyo28.jpg
一切経山 19

下山道から一切経山を撮ってみました~!


majyo29.jpg
一切経山 20

午後の陽射しを受けた紅葉も美しいです~♪



majyo30.jpg
鎌沼自然探勝路 2

酢ケ平にある探勝路です。木道を辿り鎌沼へと向います。
湿原中央部に点在する池塘は、湧き水によって潤されています。


majyo31.jpg
鎌沼 2

鎌沼が見えて来ました~♪
蓬莱山、前大嶺、姥ケ原、東吾妻山に囲まれて、形が鎌に似ていることからその名がついたそうです。鎌の手の部分は木道とか、、、?


majyo32.jpg
鎌沼 3

水面標高1770m、周囲およそ1k、水深は深いところでも約1mと比較的浅いです。


majyo33.jpg
鎌沼 4

遠浅の沼岸では、大勢の人が登山の疲れを癒していました。


majyo34.jpg
鎌沼自然探勝路 2

再び木道を辿り、浄土平へと下山します。
酢ヶ平とは、池塘の水が酸味がかることからその名がついたようです。


majyo35.jpg
蓬莱山 1

吾妻小富士が見えてきました~♪


majyo36.jpg
蓬莱山 2

ススキの花穂と紅葉黄葉のコントラストが綺麗でした~♪


majyo37.jpg
蓬莱山 3

中央の白い点、何だかお判りですか?、、、


majyo38.jpg
セスナ

そうなんです。
セスナが時折飛んできます~♪


majyo39.jpg
蓬莱山 4

この木道は浄土平まで続いています。
滑る下山には、持って来いのルートでした~♪


majyo40.jpg
蓬莱山 5

蓬莱山の中腹です。
黄葉とススキが綺麗でした~♪


majyo41.jpg
蓬莱山 6

中腹にある渓谷です。
この辺りのオオシラビソの樹形は、樹幹がむきだしの旗状偏形樹の群落で、これは卓越風によるものだそうです。


majyo42.jpg
一切経山 20

キタゴヨウは、冬の季節風である強い西風のために枝が風下の東側に多く伸びています。


majyo43.jpg
磐梯吾妻スカイラインの紅葉 1

浄土平の駐車場から、吾妻小富士の裾野のダケカンバの黄葉を撮ってみました~♪


majyo44.jpg
磐梯吾妻スカイラインの紅葉 2

ここは浄土平に続いており、桶沼があります。
手前がキタゴヨウで、東側に枝が多く伸びています。


majyo45.jpg
磐梯吾妻スカイラインの紅葉 3

スカイラインの展望台から、見頃の紅葉を撮ってみました~♪


majyo46.jpg
磐梯吾妻スカイラインの紅葉 4

スカイラインには赤く色付く木々が少ないためか、落ち着いた美しさでした~♪


majyo47.jpg
磐梯吾妻スカイラインの紅葉 5

スカイラインの湖見台より磐梯山と桧原湖が見えました~♪
数年振りのスカイラインでしたが、これまでは吾妻小富士の釜めぐりしかしたことがなく、今回改めて見所の多さに驚きました。
次回がまた愉しみです~♪


majyo48.jpg
魔女の瞳 5

 吾妻の深くて広い景色をお楽しみ頂けましたでしょうか?、、、
今回は思い掛けなく『魔女の瞳』の名称に惹かれ、登山となってしまいました。。。
これもデジカメの愉しみに嵌らなかったら、味わえない楽しみだったと、周りを取り囲む環境に感謝しながら撮り歩いてきました。そして思い出のアルバムがまた一冊増え、こうして皆様にご覧頂けた事を嬉しく思っております!(^_-♪

 今回も最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました!m(__)m
              (2002.11.01記)



posted by sumiko34 at 20:09| 福島 ☁| Comment(0) |        魔女の瞳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。