2016年02月28日

夢工房・桜図鑑

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 “花”といえば“桜”を指すほど、日本人に広く深く愛されてきた桜・・・
桜のあれこれを図鑑風に纏めて行こうと思います。
時々覗いて見て下さいね~♪ (2003.10.01)

    参考資料 : 日本の桜(学研)、桜(草土出版)

※11/23 11枚追加
索引
1頁 会津桜紀行Ⅰ.....会津五桜 
2頁 名桜を訪ねて.....吉野山 仁和寺 丸山公園他
3頁 名桜を訪ねて.....実光院
〃  会津桜紀行Ⅱ.....鶴ケ城他
〃  桜図鑑 ウ~キ


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会津桜紀行 Ⅰ.....会津五桜

4月、、、春遅い会津にも雪解けと共に、待ちに待った桜の季節がやってきます~♪

近年、会津五桜ツァーなどが組まれて、桜を愛でる観光客が会津にも多数訪れるようになりました。

会津五桜は、いつ、どの木が選ばれたのかは明らかではないそうですが、最も古くから親しまれている石部桜は、寛文6年(1666年)「会津風土記」に名木として記載されているそうです。


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会津桜紀行 Ⅰ.....会津五桜

 それでは一般的に会津五桜として知られている古木、石部桜、薄墨桜、虎ノ尾桜、糸桜、大鹿桜をここではご紹介致します。

尚、会津若松市蚕養国神社の峰張桜や、新鶴村米沢の千歳桜(県指定の天然記念物)などを、五桜にあげることもあるそうです。

写真は磐梯山の雪形・3羽の千鳥です。
(2003.05.02 猪苗代町営牧場で撮影)


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会津五桜.....石部桜 1

樹種 : エドヒガン
推定樹齢 : 600年
花の見頃 : 4月中旬~下旬
所在地 : 会津若松市一箕町八幡石部
問い合せ先・電話番号 : 会津若松市観光物産協会 0242-28-9693
解説 : 市指定天然記念物、県緑の文化財


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会津五桜.....石部(いしべ)桜 2

根元から8本の幹が立ち上がり、太いものは幹周約2.2mもあり、全体の枝張りも20mに近い壮観な樹形です。

葦名氏の重臣石部治部陀大輔(いしべじぶだゆう)の庭にあったことから、「石部桜」と名付けられたそうです。

  田村春海の歌碑があり、
“野となりし のちのかたみと 春ごとに 
   さくやむかしの 庭桜花” と刻まれています。


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会津五桜.....薄墨桜 1

樹種 : サトザクラ
推定樹齢 : 80年
花の見頃 : 4月下旬
所在地 : 会津高田町字宮林
問い合せ先・電話番号 : 会津高田町観光協会 
0242-55-1121
解説 : 町指定天然記念物


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会津五桜.....薄墨(うすずみ)桜 2

伊佐須美神社の境内にあり、花の色が淡い墨を含んだようなことから、この名があるようです。
花が終わりに近づくと、写真のように中心から淡い紅色となり、一層美しく見えます。

毎年4月29日、満開の花の下で餅をつく「花祝祭」が優雅に開かれ、花びらの入った花餅を参詣者は頂きます。

古木は明治30年(1897年)の火災で枯れ、現在のものは5本の幹が立ち上がり、笠形の樹冠となり、枝張りは約15mあります。

   会津藩主松平容保の歌碑があります。
“世の人の 心や深く 染ぬらん 
    うすずみ桜 あかね色香に”


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会津五桜.....虎ノ尾桜 1

樹種 : サトザクラ
推定樹齢 : 200年
花の見頃 : 4月下旬~5月上旬
所在地 : 会津高田町大字雀林字三番山下
問い合せ先・電話番号 : 会津高田町観光協会 
0242-55-1121
解説 : 町指定天然記念物


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会津五桜.....虎ノ尾(とらのお)桜 2

会津地方唯一の三重の塔がある法用寺境内にあります。
古い株からひこばえが3本生えて幹となり、黒い鱗片状の樹皮、コケがついています。

花と葉が同時に開き、花は大きく3cm程あります。花びらは5~6枚で半八重、淡い紅色で美しいです。花の終わりになると紅が濃くなり、雄しべの変化したものが花の中央から出てきます。
この様子から虎ノ尾桜と呼ばれるようになったようです。
また、枝先の花の付き具合が、丁度虎の尾の形に似ているためとの説もあるようです。


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会津五桜.....糸桜 1

樹種 : シダレザクラ
推定樹齢 : 200年
花の見頃 : 4月中旬~下旬
所在地 : 会津坂下町大字船形字北杉大道
問い合せ先・電話番号 : 会津坂下町観光協会 
0242-83-2111
解説 : 町指定天然記念物、県緑の文化財


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会津五桜.....糸(いと)桜 2

杉村薬師堂(薬王寺)境内の南側にあります。

会津には枝垂れ桜の古木は雪国のため少ないのですが、樹齢200年と言われています。
幹周約3.2m、枝張りは東西約7m、樹高約6m。
天正年間に船窪村の人が、宮城郡から3本移植したと伝えられていますが、現在はその二代目だそうです。

咲き初めは淡い紅色ですが、満開になると白色になります。


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会津五桜.....大鹿桜 1

樹種 : サトザクラ
推定樹齢 : 不明
花の見頃 : 5月上旬~中旬
所在地 : 猪苗代町字西峰
問い合せ先・電話番号 : 猪苗代町観光協会 
0242-62-2048
解説 : 町指定天然記念物


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会津五桜.....大鹿(おおしか)桜 2

磐はし神社の南側境内にあります。

「新編会津風土記」に、花の色が鹿の毛の彩りに似るために大鹿桜と呼ぶ、と記されてあるそうです。

幹は3本に分かれ、斜上し枝先に散房状2~3個の花がついています。菊咲きの花の中に、雄しべの葉化したものが中央から出ています。


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名桜を訪ねて....その1 奈良県・吉野山

日本一とうたわれる、桜の名所吉野山。
麓の下千本から中千本、上千本、さらに奥千本と一ヶ月近くかけて、ピンクの花びらが山肌を染めて行きます。

上千本から見下ろした景色は、まさに絶景!
(2001.04.14 吉野山上千本で撮影)


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名桜を訪ねて....その1 奈良県・吉野山2

一目千本といわれますが、実際には3万本以上あるそうです。
(2001.04.14 吉野山上千本で撮影)


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名桜を訪ねて....その2 京都府・仁和寺御室桜

仁和寺は、穏やかにして優美なたたずまいを見せる真言宗御室派の総本山で、世界遺産でもあります。

御室桜は土壌の性質のため樹高が2~3mと低く、満開の時には湧き上がる雲のように美しいです。
開花は4月20日前後と遅く、京都の春の終わりを飾ってくれます~♪
(2001.04.13 仁和寺で撮影)


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名桜を訪ねて....その2 京都府・仁和寺御室桜2

約200株のうち、80%が白花の「有明」です。写真は一重咲きの「有明一重」。このほか八重咲きの「有明八重」、一本の木に一重と八重の花が混じって咲く「御室御車返」が、「御室桜」の名で愛されています。「御車返」は、かつて都の貴人が、牛車を引き戻して花びらを数えた事から、「車返し」の名がついたそうです。
(2001.04.16 仁和寺で撮影)


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名桜を訪ねて....その3 京都府・円山公園の枝垂桜

清水へ 祇園をよぎる 花月夜
    こよい逢ふ人 みな美しき
               (与謝野晶子)

「祇園枝垂桜」あるいは「円山の夜桜」と親しみを込めて呼ばれています。
先代の樹齢二百数十年の樹が惜しまれて枯死した後、15代佐野藤右衛門氏によって2代目が植樹され、現在樹齢60年、初代に劣らぬ優美さは、全国から花見客を集めています。
(2002.03.26 京都・丸山公園で撮影)


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名桜を訪ねて....その3 円山公園の花灯路

♪~月はおぼろに東山
      霞む夜毎のかがり火に~♪

丸山公園の名桜・枝垂桜の後ろ側、和のしつらいの「華舞台」で、オープニングセレモニーが繰り広げられていました~♪
舞妓さんの艶姿です!(^_-♪
(2003.03.08 京都・丸山公園で撮影)


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名桜を訪ねて....その4 福島県・滝桜

陸奥に 
  みちたるのみか四方八方
     ひびきわたれる滝桜花 
             (加茂季鷹)

日本三大桜のひとつに数えられる三春町の滝桜は、ベニシダレザクラの巨木で天然記念物に指定されています。
推定樹齢450年、一説には1000年とも言われています、、、

この地は、春に梅、桜、桃の3種が一時に花開くことから「三春」と名づけられたそうで、町内には多くの枝垂桜が植えられており、10万本の桜の名所を目指し、町をあげた植栽活動が実施されているそうです。
(2003.04.17 三春町で撮影)


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名桜を訪ねて....その5 福島県・紅枝垂地蔵桜

一本の大枝が西へ14m伸び、その上から11本の大枝が四方に18m程広がる巨木で、樹姿もよく樹勢も旺盛です。
道路近くの地蔵堂わきにあるので、この名がついたようで、三春滝桜が散る頃に満開になります。
(2006.04.28 三春町で撮影)


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名桜を訪ねて....その6 秋田県・角館武家屋敷

武家屋敷街を飾る美しい枝垂桜は、黒板塀によく似合います。
桜は江戸時代初期に、角館藩主が京から移植したものといわれています。
(2003.04.24 角館で撮影)


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名桜を訪ねて....その6 秋田県・角館武家屋敷2

天から降り注ぐように咲く枝垂桜は、春のシンフォニーを奏でます。
(2003.04.24 角館で撮影)


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名桜を訪ねて....その7 秋田県・檜木内川堤

昭和8年(1932年)に築堤の記念と、現在の天皇陛下のご誕生を祝って植えられたものだそうです。
約2kmにも及ぶソメイヨシノの桜並木は、開花時期になると一斉に咲き乱れ、頭上をふさがんばかりに濃密な花のトンネルとなります。
(2003.04.24 角館で撮影)


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名桜を訪ねて....その8 京都府・実光院十月桜

実光院は大原にあり、天台声明の根本道場として知られています。
池泉鑑賞式の契心園と池泉回遊式の旧理覚院庭園の二つの名庭があり、秋には美しい紅葉と十月桜の競演を楽しむことができます。
(2001.11.26 実光院で撮影)


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名桜を訪ねて....その8 京都府・実光院十月桜2

私が大好きな十月桜と初めて出逢ったのは、この実光院でした。
もう五年前になりましょうか・・・
額縁庭園で有名なお隣の宝泉院の帰り道、山門に飾られてあった十月桜の写真を見て、吸い込まれるように庭園へと入って行ったのが、懐かしく思い出されます。
それからというもの、大原を訪れるたび実光院の十月桜に逢いに行くのも、楽しみの一つになりました。
(2001.11.26 実光院で撮影)


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会津桜紀行Ⅱ.....その1 鶴ケ城公園

会津で桜の名所と言えば、、、
まず最初にあげるのは、約1000本の桜が幾重にも城を巡るように花を咲かせ、五層白亜の優美な姿が際立つ、鶴ケ城公園でしょう~♪
ソメイヨシノを中心に、ヒガンザクラの老木があります。
(2002.04.15 鶴ケ城公園で撮影)


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会津桜紀行Ⅱ.....その2 ささやきが丘

鶴ケ城公園内にあるこの一角は、覆い被さるような桜のトンネルと敷き詰られた桜の絨毯に、目を奪われます~♪
(2002.04.15 ささやきが丘で撮影)


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会津桜紀行Ⅱ....その2 伊佐須美神社・四季桜

11月に入ると、伊佐須美神社境内にある四季桜も、見頃の時を迎えます。
(2003.11.16 伊佐須美神社で撮影)


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会津桜紀行Ⅱ....その2 伊佐須美神社・四季桜2

花弁は五枚、楕円形で微淡紅色から白色、散り際には濃いピンクとなりとても美しいです。
10月下旬から12月まで咲き続け、4月上旬にもかなりの花が咲いてくれます。
(2003.11.16 伊佐須美神社で撮影)




桜図鑑・五十音順
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ここからは私の庭・夢工房で育てている桜や、これまでに出逢った桜を纏めてみました~♪
名前の判らないもの、間違っているものがありましたら、教えて頂ければ有り難いです!m(__)m

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ウコン・鬱金

バラ科 サクラ属
花弁数:8~20枚
花径:3.8~4.6㎝
サトザクラの栽培品種のようです。
花はやや下向きに咲きます
花が淡黄緑色で、鬱金色すなわちウコンの根茎を使って染めた色に似ていることからこの名がついたようです。


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ジュウガツザクラ・十月桜

花弁数:10~20枚
花径:2.8~3.8㎝
別名:オエシキザクラ(御会式桜)
花が咲くのは、4月上旬と10~12月の2回ですが、冬の間も断続的に小さい花が咲いています。
マメザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられています。
秋から春にかけて咲くコヒガンの中で八重咲きのものを十月桜として分類されているようです。
江戸時代から栽培されていたそうです。


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ギョイコウ・御衣黄(咲き始め)

花弁数:10~15枚
花径:3.2~4.0㎝
サトザクラの栽培品種。
全体はごく淡い緑色の特異な花色で、部分的に濃緑色のすじが入り、この部分は裏面に成葉と同じような気孔があります。


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ギョイコウ・御衣黄(咲き終わり)

花が終わりに近づくと基部から主脈にかけて紅紫色になり、紅色の線が入った状態になります。




posted by sumiko34 at 23:50| 福島 ☀| Comment(0) | 桜図鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする